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『穏やかに温めてくれたこと』



突然に届いた。


君からの、久しぶりのメールに。



ぼくの心は。


穏やかに、温かくなる。




sub : (non title)


久しぶりにブログを拝見しました。


とても懐かしい小説を見つけて、何だかとてもうれしかった。


思いがけず、綿菓子を手にしたような感じ。


おやすみなさい。




そんな、メールの文字を目で追いながら。



ぼくは、君と過ごした時間を懐かしむ。



お互いに、気持ちが近くにあっても。


ぼくたちは、それ以上踏み込む覚悟が持てなかった。



そして、君は。


ぼくから離れて行ってしまった。



だけど。


君とぼくとは、本当に純粋な関係で。



それ故に、今でも。


ぼくの、君に対する気持ちは清らかなんだ。



数千キロの距離を超えて。


遠い異国から、ぼくのケータイに届いた君からのメールが。



ぼくの心を。


穏やかに、温めてくれた。



きっと、ぼくと同じような。


君の、清らかな気持ちを感じながら。



ぼくは、本当に。


穏やかに……。



『穏やかに温めてくれたこと』