17
いつの間にか、すっかり日も暮れていた。
明日も早いし、もう帰らなきゃ……。
渋谷駅に向かって、圭子はトボトボと歩き出す。
ラッキーなのかな、そうじゃないのかな……?
とにかく、今日って変な日……。
お家に帰った圭子は夕食を食べて、自分の部屋に戻る。
そして、そのままバタンとベッドに倒れ込んだ。
右手に握ったケータイには、相変わらず宇賀からのメールは届かない。
「まっ、そんなもんかもね…………」
圭子は切なさを感じながら、それでも勢いよくベッドから飛び起きる。
「……お風呂入ろうっ、と……」
圭子は、のんびりとお湯に浸かりながら考えていた。
運命の出逢いなんて、本当にあるのかな?
本当は、わたし……焦ってなんかないしね……。
吉田桂子が古田桂子を演じます!
『吉田 桂子のひとり芝居』2
http://www.youtube.com/watch?v=G9KmEyiwJEg
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