47 『明るい夜空に想う君』
良く晴れた、濃い群青色の夜空に。
グレーに縁取られた、雲がはっきりと見えた。
そんな、明るい東京の夜空を見上げながら。
ぼくは、君にメールを送る。
ぼくは、ずっと。
君の笑顔が好きで。
君の喋り方が好きで。
本当は、いつだって。
ずっと、君のそばに居たいのに……。
でも。
逢えない時間が、きっと。
ぼくたち、お互いの想いを強くするって。
そう信じられる、君という存在を護ることが。
きっと、ぼくの生きる意味だと信じられるから。
ぼくは、君との明るい未来を信じながら。
もう一度、明るい夜空を見上げた。
本当は、押し潰されそうな不安を。
しっかりと、封じ込めるために。
弱い、自分を。
しっかりと、奮い立たせるために。
『明るい夜空に想う君』
了