37 『あっという間に過ぎる時間の幸せ』
まとわりつく空気の冷たさと。
包み込む陽の光の暖かさに。
ぼくは、時の流れを感じていた。
君と過ごす時間は、あっという間に過ぎて行く。
それは。
楽しくても、苦しくても同じように……。
だけど、君には。
出来ることならば、ずっと。
ぼくのことだけを見ていて欲しいんだ。
君を護るために、ぼくは。
君だけを見ていたいと思うから。
君と過ごす時間は。
あっという間に、過ぎていく。
楽しくても、苦しくても。
ぼくは、幸せだと信じられるから……。
『あっという間に過ぎる時間の幸せ』
了