28 『大切な君と過ごす時間』
君と出逢ってから。
もう、どれくらいの時間が経ったのだろう?
初めて君に逢ったとき。
ぼくは少し躊躇しながら、君に声を掛けたんだよね。
もしも、あのとき。
ほんの少しの勇気を出せなかったとしたら。
そう思うと、ぼくは。
とても、恐ろしくなってしまうんだ。
君と出逢ってから、この数年の間に。
君とは、数度しか逢っていない。
頻繁にメールをやり取りする訳でもないのに。
不思議と、ぼくは。
君が、すごく近くにいてくれる気がしているんだ。
君の存在は、ぼくにとって。
本当に、大切だから。
だから、ぼくは。
ずっと、君を想い続けたい。
それが、たとえ。
遠くからだとしても。
ぼくは、それが幸せだと思えるんだから。
『大切な君と過ごす時間』
了