20 『青い鳥』
君からのメールを受け取ったとき。
ぼくは嬉しい気持ちと同時に、とても残念に思ったんだ。
だって。
ぼくに逢いたいと書いた君に、応えることが出来なかったから。
君のブログを読むたびに。
ぼくは、ホッとしたり。
心配になったり。
そんな風に、いつも感じている。
人と関わっていくことには、覚悟がいるんだ。
どうでもいいって思えるならば別だけど。
決して君は、そうじゃないから。
もしかしたら、本当に君が。
あのとき、ぼくを必要としていたのなら。
ぼくは、大切なタイミングを逃してしまったのかもしれないね。
だけど。
まだまだ、これから何度だって。
そんなタイミングはあるはずだと。
ぼくは、そう信じることにしているから。
ぼくは、いま。
君の話をちゃんと聞いて、君に暖かい言葉を返したいって願っているんだ。
君は決してひとりなんかじゃない。
君には応援してくれる人たちがいて。
間違いなく、君のことを心配してくれるひとたちがいるんだから。
だから、考えすぎないで青空を見上げてみよう。
そうすれば、きっと。
君が探している青い鳥は、きっとすぐ近くにいる。
それは、簡単に手に入れることは出来ないかもしれないけれど。
ずっと追いかけることが出来るんだって。
きっと、そう信じることが出来るはずだから……。
『青い鳥』
了