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彼女のそばには、居たい。


ずっと、居たい……。



だけど。


ぼくが、彼女のそばに居ても。


彼女の家族にとっては、迷惑なだけかもしれない。



だから……。



ぼくは、旅に出ることにしたんだ。



彼女が撮りたいと言った。


笑顔の写真を、撮るために……。



彼女に別れの挨拶をするために。


ぼくは、病室に行った。



すると。


そこには、彼女のお父さんが居た。



独りで、泣きながら……。



ぼくは、胸が詰まる。



申し訳ありません。


ぼくのせいで……。



「来ていたのか?」



ぼくに気づいたお父さんは。


ぼくにそっと、ある物を差し出した。



これは……。


彼女が使っていたデジカメじゃないか……。