ちょっと、びっくりしたような顔をした彼女。



ぼくは、勇気を出してニッコリと微笑む。



すると。


彼女も、ニッコリと微笑んでこう言った。



「はい。喜んで!」



ヤッター!



写真集は、ぼくが買って。


そして、彼女に貸すことにした。



「とりあえず、カフェで一緒に見ましょうよ!」



そう言った、ぼくに。


彼女は、とてもステキな笑顔で応えてくれた。



彼女オススメのカフェに、一緒に向かう。


汐留からは、少し歩くことになった。



「あのね、電話で誘ってくれないから、もう逢えないかもって思ってたんですよ……」



彼女の、そんな言葉に。


ぼくは、さらに緊張する。



「い、いや、そ、そんな。いや、ぼくも逢いたいって思ってたんです……」



わぁ、何言ってんだ!



「わたしも、そうです、よ」と、恥ずかしそうに微笑む彼女。



これって、夢?


いやいや、間違いなく現実だよ、な。



カフェに着いた、ぼくたちは。


ゆったりとしたソファーに、向かい合って座った。