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みなかみで行われた、今回の東日本ロードでは。


特別に、みなかみ町からこのレースの優勝賞金として100万円が贈られた。



J-TOUR第1戦は、スキルシマノの野寺 秀徳選手を僅差で抑えて。


愛三工業レーシングチームの広瀬 敏選手が優勝した。


3位には、チームブリヂストン・アンカーの柿沼 章選手が入った。



この3人は、32歳、32歳、36歳というベテラン選手だ。



ちなみに、4位以下の上位は20代の若い選手で占められていた。



ぼくは、あの日のレースを回想しながら。


有香の残した謎を推理する。



100万円の賞金、全12戦の第1戦。


ポイント……ルビーレッド……色なのか?


いや……。



そのとき、ふと。


ぼくの頭の中に、ひとつのキーワードが浮かんだ。



それは……。


もしかしたら、数字?



ぼくは、もう一度有香の残した写真をじっくりと見る。



ロードバイクの集団は、当然だがゼッケンを読み取ることは不可能だった。


ゴール前の直線では、そのスピードは50km/hを越すのだ。



ゼッケン……ゼッケンか?



J-TOURは、選手ごとに年間固定ゼッケンが決まっている。


つまり、一年を通して選手はどのレースも同じゼッケンで走るというわけだ。