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あの日、この場所では。


全日本実業団東日本サイクルロードレースが行われていた。



2006年に始まったJ-TOURは。


実業団の最高カテゴリであるBR-1のなかでもトップの選手達が。


丸1年をかけて競い合うレースだ。



正式名称は『サイクルロードレース・ジャパンツアー』という。


2008年は、ツアー対象レースが12戦。


そのレースの着順に応じて、選手はポイントを得る。



面白いのは、すべてのレースのポイント合計で年間王者が決められるのではなくて。


多くのポイントを獲得した上位5レースのポイント合計で決められるのだ。



それは、J-TOUR対象レースと、海外などで行われる他のレースの日程が重なることもあり。


有力選手であればあるほど、J-TOURすべてのレースに出ることは不可能になるからだろう。



そして、ツール・ド・フランスでは「マイヨジョーヌ」という黄色いジャージで。


現在のトップの選手が分かりやすくしてあるが。


J-TOURの場合は、同じ意味で「ルビーレッドジャージ」がトップの選手に与えられる。



つまり、最終的にルビーレッドジャージを所有した選手が年間勝利者となる訳だ。



2006年、2007年と、チームミヤタの鈴木真理(しんり)選手が。


2年連続で、ルビーレッドジャージを獲得していた。



チームミヤタは、残念ながら2007年で解散となり。


ミヤタの選手たちは、各チームに分かれて移籍することとなった。



鈴木真理選手は、ミヤタの栗村修監督とともに、スキルシマノに移籍した。



2008年J-TOURは、3年連続で鈴木真理がルビーレッドジャージを獲得するのか?


それとも、他のベテラン選手が獲得するのか?


それとも、若手の台頭があるのか?が話題となっていた。



ぼくは、そんなことを考えながら。


もう一度、スタート&ゴール地点をじっと見つめた。