19 『君がブログをやめるときまでは』

全然、逢っていなくたって。

君がどうしてるか、なんて。

ブログを見れば、すぐに分かってしまう。

便利な時代だよね。


ぼくにとって、君のブログを見ることは。

苦しいけれど、君と関わっていける唯一の手段なんだ。


ぼくの方から、君と離れてしまったはずなのに。

今さらぼくは、後悔していたんだ。


あの頃のぼくは、きっと。

君への思いやりが、全然足らなくって。

だから、君にずっと悲しい思いをさせてたんだなって。

今ならば、ちゃんと気付けたのにね……。


そんな風に、ぼくが思っていたとしても。

過ぎ去った時間と、すれ違ってしまった想いは。

もう、元に戻ることはない。


だから、ぼくは。

君への感謝と、申し訳ないという気持ちを感じながら。

それでも、ずっと君を見守って行きたいって思ったんだ。


もちろん。

こちらから、一切メールすることも。

逢いに行くこともせずに、ね。


ぼくは、ずっと。

君の幸せを祈ってる。

ぼくは、ずっと。

君を見守り続ける。


きっと、それはずっと続くんだ。

たぶん、きっと……。


『君がブログをやめるときまでは』