70
火事は、発生してまだ間もない。
街道沿いの一軒家が、かなりの勢いで炎上を始めていた。
消防車のサイレンが、激しく鳴り響く。
カメラを抱えて、車を飛び降りた俺は。
消防の邪魔にならないように、現場を撮影する。
熱気で、近くまでは近寄れない……。
そのとき、俺は。
神戸の震災のことを思い出していた。
至るところで、まだ火の手が上がる神戸の住宅街で。
俺は、今と同じように撮影をしていた。
あのとき。
突然「ドンッ!」と、腹に響くような爆音が起こった。
いきなりの爆発で、俺は肝を冷やす。
大したことない爆発だったから、特にケガはなかったが。
それでも、皮膚がヒリヒリするほどの熱気と爆風を感じた。
今の状況は、あのときと似ている……。
「いいから、下がれ!爆発するぞ!」
俺は、アシスタントに声をかけながら。
火の手から、少し遠ざかる。
そのとき、いきなり。
燃えている家の中で、何かが爆発した。
「ボンッ!ガシャーン!」
爆発の大きな音に混じって、ガラスが砕ける音が聞こえた。
そして。
目の前にまで、ガラスの破片が散乱する。
そのとき、俺は。
神戸や奥尻島で感じた気持ちを思い出していた。
火事は、発生してまだ間もない。
街道沿いの一軒家が、かなりの勢いで炎上を始めていた。
消防車のサイレンが、激しく鳴り響く。
カメラを抱えて、車を飛び降りた俺は。
消防の邪魔にならないように、現場を撮影する。
熱気で、近くまでは近寄れない……。
そのとき、俺は。
神戸の震災のことを思い出していた。
至るところで、まだ火の手が上がる神戸の住宅街で。
俺は、今と同じように撮影をしていた。
あのとき。
突然「ドンッ!」と、腹に響くような爆音が起こった。
いきなりの爆発で、俺は肝を冷やす。
大したことない爆発だったから、特にケガはなかったが。
それでも、皮膚がヒリヒリするほどの熱気と爆風を感じた。
今の状況は、あのときと似ている……。
「いいから、下がれ!爆発するぞ!」
俺は、アシスタントに声をかけながら。
火の手から、少し遠ざかる。
そのとき、いきなり。
燃えている家の中で、何かが爆発した。
「ボンッ!ガシャーン!」
爆発の大きな音に混じって、ガラスが砕ける音が聞こえた。
そして。
目の前にまで、ガラスの破片が散乱する。
そのとき、俺は。
神戸や奥尻島で感じた気持ちを思い出していた。