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へぇ……。


やっぱり可愛いな、ミキって。



きちんとした標準語で話すミキが。


俺には、可愛く見えた。



見た目は、あまりアテにならないものだ。


実際に話をしてみないと、どんな子かなんて分からない。



それに。


相手の男によっても、きっと態度は違う。


そんなもんだ。



「ミキちゃんってさ、血液型って何型?」


俺はミキに、そんなことを訊く。



そういえば、血液型なんて。


最近、気にすることも無かったよな……。



A型の俺は、B型の女に弱い。


B型女は、軽い感じで付き合うには最高だと思う。



でも。


今までの俺は。


B型女に、本当に振り回されて来た。



俺が、本気になると。


笑いながら、俺の手をすり抜けてどこかへ消えてしまう。



B型女とは、ずっとそんな感じだった。



「えーっ!何型やと思う?」


ミキが、急にくだけ始めていた。



「えーっとね……意外な線で、B型じゃない?」と、俺は言う。


「はーっ!スゴいな、ひろさん……当てられたの初めてや……」



ミキは、感心したように。


何度も頷いていた。



俺は、ただ。


適当なことを言っただけなのに……。



楽しそうにはしゃぐ、ミキを見ると。


俺は、複雑な気分だった。