41  『クリスマスの夜に』


クリスマスって、25日だよね?って。


ぼくは、君にメールをした。



だって、クリスマスなのに。


最近、独り暮らしを始めた君が。


たった独りで、夜を過ごしていると聞いたから。



ぼくは、メリークリスマス!と君にメールを送った。


そして。


君に電話をしてみた。



ホントは、いつも君の声を聞きたいんだけど。


電話するには、やっぱり理由があったほうがいいからね(笑)



随分と遠くにいる君だけど。


なぜかいつも、遠くにいるような気がしない。


それは、きっと。


ぼくの心が、君のそばに居たがっているから。



ただ見守るだけの愛だけど。


ぼくは、きっと大丈夫。


君の幸せを、きっと。


ずっと、見届けたいって思えるから。



電話を切ったぼくは。


汐留のキャンドルで作られたツリーと。


青い光の森を写真に撮って、君にメールした。



このクリスマスに、こんなメールをしたのは。


君だけだって、いま気づいたよ。



それだけぼくは、君のことが大切なんだって。


そんなことを考えながら。



『クリスマスの夜に』