25 『君の声が、また聞きたいから』
君に、電話をするときに。
ぼくは、ガラにもなく緊張してしまったんだ。
だって。
たぶん……。
ぼくは、君のことが大好きだから。
君に、電話をしてみたけど。
君は、出てくれなかった……。
でも。
まぁ、いいか……。
ぼくは、気が長いんだ。
そう。
大好きな女の子に対してだけは、ね。
二回目の電話で。
やっと、君と話すことが出来た。
ぼくは。
君と話をしながら、気づいたんだ。
あっ……君と電話で話すなんて。
これが、初めてだったんだ!って。
君とぼくとの関係なんて。
まだまだ、そんなカンジ。
だけど、ぼくは。
また、君に電話するよ。
だって、さ……。
『君の声が、また聞きたいから』
了