20 『君が、ホントに待っててくれるから』
バタバタと、忙しい毎日。
ぼくのスケジュールも、はっきりしないまま。
年末に向けて、時間ばかりが過ぎていく。
11月に、なったら。
君とふたりで逢おう!と、いう約束も。
まだぼくは、果たせないでいたんだ。
でもね。
君が、ぼくに逢いたいなんて。
やっぱり、なんとなく信じられなくて。
なんとなく。
叶わない夢みたいな気がして……。
そんな気がして、時間ばかりが過ぎていたんだ。
そんな、ある夜。
君から、ケータイにメールが届いた。
sub : こんばんは!
その後、如何お過ごしですか?
もし、私のことを思い出したら連絡くださいね(^o^)v
待ってます☆
マジデスカっ!
ぼくは、君からそんなメールが来るなんて。
思っても、みなかったんだ。
もちろん、ぼくは。
一日だって、君の事を忘れたことなんてないんだ。
ぼくは、急いで君にメールを飛ばす。
予定が空いたら、急だけど誘ってもいい?
そのとき、ぼくは思った。
君に逢うのは、やっぱり勇気がいることなんだ。
だって、さ。
君は、ぼくにとって特別な存在なんだから。
でも、ぼくは。
君に逢いに行くよ。
だって、さ……。
『君が、ホントに待っててくれるから』
了