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俺は、真希のそんな言葉に固まっていた。


アタマの中で、いろいろな気持ちがグルグルと回る。



ここで行かなけば、男じゃない!


でも。


真希と寝たりしたら。


今まで通りの関係では、やっぱりいられないよな。


それは、ちょっとマズい!



でも……。


真希って、どんなカラダしてるんだろう?


知りたい……。



うん?


いやいや、何言ってんだ!俺……。


やっぱ、ヤバいよ。



でも……。


今、こんな状況になってること自体。


もう、取り返しがつかないことかも!



だとしたら。


やっぱ、ここは行っとくしかないか……。



そんなことを、一瞬の間に考えながら。


俺は、とりあえず真希の唇を。


今度は俺から、ゆっくりと奪う。



長いキスが終わったあと。


真希が、ゆっくりと口を開いた。


「……ごめんなさい、ひろ。あたし、やっぱり……」



そっか……。


俺は少しがっかりしながら、でもホッとしていた。



俺は、真希を優しく抱きしめながら。


ゆっくりと天井を見上げた。



泣きじゃくる真希の髪を撫でながら。


ふたりの時間が、ゆっくりと流れて行く。



そのとき。


俺の部屋の扉が、ゆっくりと開いた。



そして。


そこには、恭子が立っていた。