43 『やっぱり、逢いたいから 』
朝起きて、ケータイのメールをチェックすると。
いつの間にか、彼女からのメールが入っていた。
sub : 明日なら
早く帰れるかも。
うーん、そっか。
さぁて、どうするかな?
すげー嬉しい反面。
このところ、体調を崩している俺は。
正直、あまり気乗りがしなかったワケだ。
彼女には、ムチャクチャ逢いたいのだが。
でも。
万全じゃない時に、逢って良い相手じゃないよな……。
つまり。
それだけ、彼女は。
俺にとって、大切な女ということだ。
それから、俺は。
会社へ向かう途中に、彼女にメールを入れた。
sub : re: 明日なら
おはよ!
体調が相変わらずイマイチです……。
様子見させてください。
行けそうなら、20時に新宿でw
でも。
やっぱり俺は、彼女に逢いたくて仕方なくなっていた。
そんなに体調、最悪って訳でもないし。
逢いに行っちゃおうかな~?w
夕方になって。
俺は、彼女にメールを入れた。
sub : これから渋谷
で、打合せ。
そちらの状況は、どう?
大丈夫だったら、ちょっと逢おうか。
彼女からの返事は、こうだった。
sub : ううん。
体調悪いのに、無理させたくないから。
また今度にしょ。
p.s.
あたしは、新宿で買い物してまーす!
可愛いよなぁ、コイツ……。
ダメだ!
ヤラレちまった!
俺は、結局。
急いで、彼女のいる新宿に向かった。
だって。
やっぱり、逢いたいんだもん。
『やっぱり、逢いたいから』
了