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弥生は、本当に若かったという訳だ。


しかし。


それは、俺の想像以上に、だった。


逆に言えば、大人びた16歳ということか……。



それにしても。


弥生の態度は、さっきまでとは全く違っていた。


俺の手を取って、甘えてくる。



んっ。


かわいい……。


でも。


ヤバいだろ、やっぱり。



弥生は、甘えるような視線をじっと俺に向けていた。



俺は、正直混乱していた。


やっぱり、まだ16の子とは、まずいだろ、さすがに。



俺は、後悔していた。


弥生と、一晩過ごしたこと。


そして、キスしてしまったこと。



しかし。


やってしまったことは、もうどうしようもないではないか。



「なぁ、弥生……。親とか心配してるんじゃないの?」


「ううん、平気!全然、平気!」


そう言って弥生は、楽しそうに笑った。


いつもの俺なら、そんなマヌケなことを言う訳がない。


しかし。


弥生の歳と、弥生の無邪気さを知った俺は、そんな感じで弥生に接してしまっていた。



「ひろさんって、いくつ?まだ聞いてないよ、歳。教えて!」と、弥生が甘えるように言った。



「……っていうか、いくつだと思ってんの?」と、俺は弥生に聞く。


「うーん、ちょっと待って。えーっと、若く見えるけど……」


弥生はまた、じっと俺の顔を見つめていた。


「……23くらい、かな?」