
「涙んずっけん」 by ベベンコビッチ
あがん生まれたとき こがん日が来るっちは思わんじゃったよ
大きゅうなったね よう育ってくれたね よか人ば見つけたね ざまに嬉ひかよ
付き合うっち聞いてから結婚すんまで 長うかかったね
気にはかけちょったよ じゃばってん あがんこっじゃけん
何も言わんじゃったよ 言うても同じやけん
よっよさ 涙んずっけん 涙んずっけん そがん顔ばして感謝ば言うなさ
親子じゃもんの 言葉にせんでも あがん気持ちはよう分かっちょっとよ
父ちゃんにも言うな 父ちゃんな泣くけん 大きくなってもあががみじょかったい
今日は酒ば呑んで べろべろになってもしょんなかよ 淋しかっじゃもんの
今朝早う眼が覚めて 一緒に朝飯ばいつものようにみんなで食べて
バタバタしてかんに ホテル着いても 気ばっかっ焦って
着付けば終えた あがん姿ば見て もう父ちゃんなウルウルしちょっとよ
真っ赤な目ばして 何度もトイレば出たった入ったして
よっよさ 涙んずっけん 涙んずっけん けんまか時のあがん姿ば
思い出しちょっとよ 勉強なせんで 遊んでばっかで じゃばってん優しくて
父ちゃんな本当はさ なっびしゃじゃっけん あがん知らんとこで いんも泣いちょったとよ
優しい言葉な 後かっで 良かったい あんまっ 泣かさんごっせれよ
出戻ってくんなよ トトん涙が無駄になっけんね