みんなだいすき日本シャフトのN.S.PRO 950GH。

発売から20年経つ今でもアイアンの純正シャフトとして流通しているのは大したモノです。
(40年経って未だ現役のダイナミックゴールドって化け物もいますが)

重量帯のモーダス、軽量帯のゼロスという新たなブランドはありますが、N.S.PROシリーズ単体でも重量別に堂々のラインナップを誇ります。
・N.S.PRO 750GH
・N.S.PRO 850GH
・N.S.PRO 950GH(WF、HT、UTILITYの派生あり)
・N.S.PRO 1050GH
・N.S.PRO 1150GH TOUR

750GHのカーボン繊維を巻きつける手法は後のMODUS3 HYBRIDのヒントになったりしてる?
1050GHくらいまでならゴルフ工房系ブログで目にしたことはありますが、1150GHなんてのもあるんですね。
950GH以外あまり話題に上らないのは新しい設計の(そして利益率も高い?)ゼロスやモーダスを推していきたいからでしょうか。

で、これらの製品名の末尾に必ずついてる「GH」の文字。
ゴルフ記事なんかでもさらっと「950GH」と書かれますが、

そもそもGHって何なんだ?

と気になったので日本シャフトさんに問い合わせてみました。

①N.S.PROシリーズの末尾の「GH」ってどういう意味ですか?
②同様にモーダスってどういう意味ですか?
③モーダス3の数字はなぜ階乗表記なんですか?
④読み方は「モーダススリー」でいいんですか?

日曜日にメールで質問を投げて、翌営業日の月曜日午前には回答をいただけました。
こんな質問に答えていただきありがとうございました>対応窓口担当様

①N.S.PROシリーズの末につく「GH」の意味→ Great Hit

②MODUS3の由来→ 2020年版だとP21に記載ございます。以下、抜粋。

アイアンシャフトに求められる弾道の「高低/左右・距離・方向性」という3要素の完璧なコントロールを可能にしたことから、この3要素(MODUS=ラテン語で要素)から成り立つシャフトという意味で「MODUS³」と名付けました。

③MODUS3はなぜ階乗表記なのか→ ②の要素を3次元的にコントロールするという意味を込めて、通常の「3」ではなく階乗表記としています。

④正式な読み方は?→ 「モーダススリー」


グレートヒット!

シャフト用のネーミングとしてはちょっとイケてない(90年代センス?)感もありますが、発売当時スチールシャフトの人気はなかったそうで、そんな状況からの起死回生の願いも込められていると解釈するとプロジェクトX的な熱いモノがあります。

モーダスの由来はオンラインカタログに載っているレベルのものでした。
よく調べてから質問すべきでした。反省。
3次元的に云々もどこかの記事で見た気がします。
読み方はゴルフ系動画で「モーダス3乗」って読んでいる人をたまに見かけてモヤモヤしていたのでスッキリしました。
間違って読んでる人はあらためたほうがいいぞ!


「950 Great Hit」でググってもヒットしないのでもしかしたらトリビア的なネタになるかもしれません。

ぜひゴルフ仲間に披露してマウントとってください。