だいたい同じシャフト。
だいたい同じグリップ。
だいたい同じクラブ重量。
であればヘッド重量もだいたい同じになるはずです。
なのですが、様々なヘッドデザインが存在していて、ブレードモデルとキャビティモデルを比べた場合、本当に同じ質量なのか疑わしくなってきます。
トップブレードの薄いモデルとかイメージ的に軽く見えるんですよね。
ということでヘッド重量をいろいろ比べてみました。
生贄にしたのはブリの以下の5モデル(カッコ内は発売年)
J15CB(2014)
ツアーB X-CB(2016)
ツアーB X-BLADE(2016)
ツアーB X-CB(2018)
ツアーB X-BL(2018)
すべてオクで単品入手した#7のヘッド。
2018年のとか旧モデルとの比較をしたくて入手したのですがシャフトを揃えたりするのが面倒で試打もしていないっていう。
グリップのシュリンクついたままw
ヘッドを抜くのみでリシャフトするわけではないので自分でやってみました。
ソケットをカッターで切り落とした後、ガスバーナー炙り。
最初の一本は勝手がわからず熱しすぎて膨張した空気で勝手にヘッドが抜けて来ましたが(ポンって音がしてビビった)コツが分かれば適度な炙りで抜けるように。
すべて無垢の鉄の塊のヘッドだったので頓着しませんでしたが、最近の樹脂を充填したヘッドやバックフェイスにお洒落なプレートが貼り付けられているモデルなんかだと慎重に作業しないとヘッドが使い物にならなくなりますね。
そういったときはヒートガン使えってことになりそうですが。
てコトで重量比較。
ヤマハのインプレスX Vフォージド(2013)のヘッドが転がっていたのでコレも量りましょう。
あとJ15CBが2つあるのは過去に抜いたヘッドが既にあることを作業終わってから気づいたかr
Vフォージド(13) :265.9g
J15CB 1(14):264.7g
J15CB 2(14):265.7g
X-CB(16) :265.0g
X-BLADE(16):266.9g
X-CB(18) :267.2g
X-BL(18) :268.0g
ブレードモデルの方が若干重たいのは意外でした。
新しいモデル程わずかですが重量が増しているのが面白い。
それでも最軽と最重を比べても3.3gの差しかないっていう。
シャフト先端にはどれもこれもオモリが付いていました。
今までリシャフトしたモノも含め、何も付いてなかったのは見たことないですね。
ちなみに重いもので3.5gありました。鉛テープ約1枚分。
本来このオモリ分を加算してヘッド重量とすべきですが、抜いたシャフトのどれがどのヘッドだったか判らなくなってしまったので気づかなかったことにしますw
結局何がしたかったのかワカラないエントリになってしまいましたが、自分的にはブレードモデルのヘッドが決して軽くはないという確証が得られたので満足です。
見た目のイメージから、なんだか軽そう=ヘッドのパワーが足りないのでは?とモヤモヤしていたのですが、そんなことは無いんだと。
過度なナマリングに走らなくてよさそうです。