アルバの記事に倉本昌弘PGA会長のインタビューが載ってました。
現在の日本ゴルフ界を憂いて何とか盛り上げて行きたいみたいな内容。

でもどうなんですかねぇ。

日本のゴルフ人気はAON時代がピークだと思いますが、当時からして「アスリート達の競演」ってよりは「勝負師達のカチコミ場」って感じでしたからね。

ぶっちゃけ今の男子プロにもチンピラにしか見えない人もいますし。
(個人の感想です)


でまぁその後ヤフオク覗いたら状態の良さそうな一品がありまして。




倉本キャビティ2


バックフェースに凹みはありますが昨今のキャビティと違ってしっかり厚みがあります。
やさしさの演出のためだけにキャビティっぽくしただけでこれ実際マッスルと変わらないんじゃないですかね?



このモデル、ネットを漁っても情報がほとんど出てこない。
なんとか拾えたのは、

限定で初代倉本キャビティが発売。三浦技研製らしい。
それを一般ゴルファー向けにした普及品がキャビティ2。
コチラは三浦技研「監修」ってことで直接作られたわけではない?
シャフトはNSPROのRed?のフレックスR。
ライ角ロフト角の情報一切不明。


いつものインパクトマーカーでフラットの傾向だったので例により工房に持ち込んでヒネってもらうことに。

ネットにも情報がなくってという話をしたら工房のご主人奥に下がってなんかゴソゴソ。

「キャビティ2でしたっけ?」

「そうですー」

「カタログありましたー」




ホントこの工房侮れないwww




入手したクラブとは若干色味が違って見えるんですが撮り方の問題?








現物はずいぶんと小ぶりで控えめなソール幅と思ったんですがこれでも従来からはサイズアップされてるんですか。
NSPROレッドは軽量シャフトということで950のご先祖様的なものだったんでしょうか。




ロフト&長さともに現代のクラブより完全に1番手違いますね。
面白いのはPW、PS、SWが長さ同じなのにライ角に変化をつけているところ。
どういった意図によるものなんだろう?




マッスルモデルも載ってました。
こちらもヤフオクで見かけるんですよね。
ヘッドが恐ろしく小さそうだな。




マッスルモデルの流れのウェッジ?
スペックシート上にバウンスの記載がないのは時代なんでしょうか。



シャフトのチラシも出てきました。
コチラもナカナカに貴重な情報なのでは。



昔のNSPROにはこんなラインナップがあったんですね。
120g台のはMODUS3のご先祖様でしょうか。
ペンでバッテンされてるモデルは人気で品切れではなく、余り取り引きされずに早々に生産終了になったんだとか。



全番手使いこなす自信が湧いてこないので4、7、PWだけヒネってもらいました。
はてさてまともに打てるようになるのかどうか。