新しい年度がはじまりました

この時期は出会いと別れの季節です


ただ、人間って恐ろしい生き物です。


「〇〇さんって人が異動してくるらしい」

となれば、

〇〇さんが所属していた部署をはじめ、各地に、【どんな人間か】を調査するのですびっくり


目的は、【まともな人間】か【仕事で使える人間】かどうかを知るためです。

つまり、裏では、五十歩百歩の奴らからいろいろなことが言われているのです……笑


これは世の中の組織でどこでも行われているかもしれませんね><;;本当に生きにくい世の中です。






今回は、図書館で借りた落語本を紹介します↓↓


【古典落語面白キャラの味わい方】立川談慶



故・立川談志さんのお弟子さんです。
落語の中には、いろいろな登場人物が出てきます照れ照れ

アホ、しっかりした人、おせっかい、調子乗り、奉行、武士などなど…

それぞれに人間性があり、その人間模様を味わうのが落語の醍醐味だと思います。

落語に出てくるキャラクターを分析している珍しい本ですキラキラキラキラ

私の気に入った箇所を一部抜粋しました↓↓

・立川談志は「与太郎はバカじゃない。それをバカとしか把握していない落語家がバカなのだ」

・人間の魅力は「スキ(隙)」から噴出してくる

・「男のバカと女の利口」こそ落語の基本。夫婦円満はダメの亭主であること

・落語の登場人物に共通する性格はと考えた場合、誰もが「相手のことを気遣う」人たち


・落語の世界観が密かに訴える「おおらかさ」は、なんだかとてもいいなあと思えてきませんでしょうか?


・架空の人物である超強烈キャラに、リアリティを与え続けることに心血を注いできた落語家こそがわが師匠、立川談志だったのかもしれません。談志は落語の中の会話と実生活の会話とのギャップが、まるでないような生活をあえて送っていたようなフシがあります


・古典落語の風味を壊さず演じることを主とする落語家を「作品派」と呼び、談志を筆頭に、自分の価値観をメインに語る落語家を「己れ派」



などなど…


ここには書いていませんが、この本のメインは、

落語に出てくるキャラクターを1人ずつピックアップして、性格や人間性を掘り下げています。

落語の世界をまた違った視点で見ることができました爆笑爆笑