野村紘一氏のアルテカ・ベルテシリーズ -2ページ目

野村紘一氏のアルテカ・ベルテシリーズ

アルテカの高級マンション

野村紘一氏といえば、全国に先駆けて億ションと呼ばれる高級マンションを売り出した会社の代表です。当時は高級住宅という概念が日本になかった時代であり、都内のマンションでも1千万円程度で購入することができた時代でした。当時、野村氏はアメリカに出かけた時に、アメリカの不動産活用の凄さに強い影響を受けました。大きなお金が動く不動産には、付加価値を付けることでその価値を自ら生み出すことができることを知ったのです。日本でも、不動産に付加価値をつければ、必ず消費者を発掘することができると考え、帰国後すぐに億ションの販売に取り掛かりました。野村紘一氏は日本では当時誰も売り出していなかった億単位の不動産物件を売り出すことにしたのです。それに対して周囲は冷ややかな目でみており、絶対に失敗するだろうという見方が強くありました。それでも野村氏に自信があった理由としては、日本が当時高度経済成長の最中にあったこと、新たな富裕層が生まれて社会の構造が変化していたことなど億ションが売れる可能性を秘めていたのです。実際に億ションを売り出してみたところ、あっという間に完売し、見事成功をおさめることができたのです。野村紘一氏の挑戦を周囲で冷ややかに見ていた同業者も、我も我もと億ションの販売にようやく着手し始めました。野村氏の社会のニーズを見抜く先見の明には驚かされ、見事億ションが当たるとは誰もが信じていなかったのです。
このように、今では当たり前となった億ションですが、当時はまだ新しく誰も手を付けていなかった高級マンションの分野でした。しかしながら、野村氏は絶対にニーズを発掘することができるという強い信念のもとに、億ションを販売して見事完売するという偉業を成し遂げる事ができたのです。野村氏の挑戦がなければ日本の不動産業は真の意味で先進国になることができずにいたのではないかと考える人も多く、野村氏の挑戦が偉業を達成することができたのです。