八百屋に行くと決めて、今日はお買い物。

​メッサ安い〜〜!

​「これからもずっと通うから、どうか末永く、末永く栄えますように」

そんなふうに心の中で祈りながら。

​インスタも繋がらない私たちは、

ふと立ち止まって、現在位置を再確認してみる。

​✃

​仕事モード、AIモード。

ひたすらに走り続けていると、自分の心や、呼吸の存在すら忘れそうになることがある。

​そんなときは、私らしい「dedede甘夏節」がちっとも降りてこない。

​カービィが好きだったこと。

昔、一緒にたくさん遊んだね。

たくさん歌ったね。

あの頃通ったお店、よくドライブした海辺。

楽しかったね、あの日々も。

​グラウンディングがどうとか、天然塩がどうとか、砂浜を裸足で歩くとか……

そんな不思議なことや、ちょっとした「よもだ」なことも。

まるで心に封印がかかったように、何も思いつかなくなってしまう。

​ただ、目の前の役割を走り続けているだけ。

​✃

​「人生100年時代」なんて言うけれど。

私は今、人生後半の午後を、少しずつ、少しずつ過ごしている。

足元を確かめながら、ゆっくりと勾配を降りていくような感覚。

​これから生まれてくる赤ちゃんたちや、

春を迎える若者たち、社会のど真ん中を生きるボリュームゾーンから見れば。

私はもう、昭和・大正・明治のルーツを知る「おばちゃん」「おばあちゃん」。


​大人になっても学んで、夢を見て。

でも、夢を見たとしても、いつかはお墓に入る日が来る。

思うように体や心が動かなくなったり、艱難辛苦や「生老病死」と向き合ったり。

​スッと綺麗にいなくなれたらいいけれど、

未来のことなんて、どうなるかはまだわからない。

​✃

​でも、まだ生きてるから。

​やることもやるし、

やりたいこともやるし、

やらなきゃいけないこともやるし、

やれないことは、やれないままで。