シッターさんのこと。 | アメリカの夜

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声優 西村ちなみの夢見るコアラなまったりブログ

こんにちは。
来てくださりありがとございます。


息子っちは15歳、娘ちゃんは11歳。
2人共、10代なんだなぁと時の流れの速さをガンガン感じてます。

先日、子ども達が小さかった頃にたくさんたくさんお世話になったシッターさんの訃報を知りました。

年賀状の返事がその方の娘さんから来て、昨年亡くなったことを知り、ただただ涙が溢れて…


私は妊娠中、お産、お産の後もありがたいことにとても元気で、そのおかげもあり、出産してから2週間で仕事に復帰しました。

でも、旦那さんの実家は遠く、私の実家も頼ることは出来ず、妊娠中からシッターさんを探してました。


友達にもたくさん来てもらったり、シッターさんも最初の頃は何人も色んな人に来てもらったけど、最終的には2人のシッターさんでなんとかやっていけるように。

その方は、先輩お母さんから紹介してもらったシッターさん。とても品がよくて物腰が柔らかく素敵なおばあちゃま。


最初は息子っち、そして下の娘ちゃんが生まれてからは2人のお世話をしてもらいました。

いつも優しく、子ども達に寄り添ってくれていた。私の仕事がどうしても遅くなってしまった時は、お風呂に入れて寝かしつけてもらったことも。

子ども達もとっても懐いてた。

下の娘ちゃんが保育園年長くらいから、実家の母親に来てもらう事が出来るようになり、その頃からはシッターさんを頼む事がなくなったけど、その後も娘ちゃんと手紙のやり取りをしたり、3年くらい前は、その方のお家の近くまで娘ちゃんと2人で会いに行って一緒にお茶したり。


年賀状を書くのがきつくなってきたと言って、電話でお返事くれたりしていて、気にはなっていたけど…


ただただ、悲しかった。


でも、たくさんの思い出はある。

お留守番をお願いしていたシッターさんにはノートを書くようにお願いしていて、そのノートもいつも丁寧にその日の様子を書いてくれて、帰宅してから読むのが楽しみだった。


仕事の問い合わせがある度に友達やシッターさんに予定を聞いて、あの頃は本当にパズルのような、綱渡りのような…その日その日をなんとか過ごすのが精一杯だったけど、そのおかげで友達のありがたさを再確認し、素敵なシッターさんに出会えた。

本当に、皆さんのおかげで仕事が続けてこられて、子ども達もここまで大きくなる事が出来た。


感謝の思いしかない。


もう会えないのはもちろん寂しい。

今でも思い出すとやっぱり涙が出ちゃうけど、2人の子ども達に出会ってくれたこと、うちにお世話に来てもらえたこと、本当に素敵なご縁でした。


本当にありがとございました。


息子っちはもうすぐ受験です。
娘ちゃんは大好きな絵をいつも描いてます。
見守っていて下さいね(^^)



chin@