昭和区のアートサロン「光玄」で開催中の、陶芸家・寺田鉄平氏の個展へ出かけてきました。
先日は、ライオンズクラブの例会にもご登壇いただいた寺田氏。
今回は、そのときのお話を思い返しながら、作品を拝見する楽しみもありました。
伝統を受け継ぐということ
寺田氏は、瀬戸・赤津焼の窯元に四代目として生まれた方です。
受け継いできた伝統と向き合いながら、ご自身の立場を自覚し、さらに未来へ向けて新たな境地を切り開こうとされています。
先日の例会では、その姿勢にクラブメンバーも感心しきりでした。
伝統工芸を取り巻く環境は決して容易ではなく、斜陽産業と言われることもあります。
けれど、伝統を受け継ぐことは、単に昔からの技術や様式を守り続けることだけではないのかもしれません。
培われてきた技術や文化を土台に、新しい表現や可能性を探っていく。
そうした挑戦があるからこそ、伝統は過去のものではなく、未来へとつながっていくのだと思います。
寺田氏の活動に、明るい希望を感じました。
瑠璃織部との出会い
今回、私がお持ち帰りしたのは「瑠璃織部」のお茶碗。
青と緑が織りなす色合いに、釉薬の垂れが生み出す独特の表情。
その流れ具合が絶妙で、同じものは二つとない手仕事の魅力を感じます。
光の当たり方によっても違った表情を見せてくれそうで、眺めているだけでも楽しい器です。
器が変わると、食卓も変わる
インテリアの仕事をしていると、空間を構成する素材や家具だけでなく、そこに置かれる器や小物にも心惹かれます。
空間と調度品、器と料理。
それぞれが引き立て合うことで、暮らしの楽しみはさらに広がります。
お気に入りの器を手にすると、何を盛りつけようかと考える時間まで楽しくなるもの。
今回の瑠璃織部のお茶碗も、これから我が家の食卓で活躍してくれそうです。
さて、最初は何を盛りつけましょうか。
伝統を受け継ぎながら、新しい可能性を切り開く作家の作品。
その背景にある想いも大切にしながら、日々の暮らしの中で楽しんでいきたいと思います。
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