撮影した写真より、実物のほうがずっと美しい。
そんなふうに感じるものに出会うと、ちょっと嬉しくなります。
今回出会ったのは、メイドインジャパンのタイル。
並んでいる色を眺めているだけでも、楽しくなってしまうほどの豊富なカラーバリエーションです。
でも、私が特に惹かれたのは、色そのものだけではありません。
よく見ると、小口まで同じ色をしています。
表面だけに釉薬をかけて色を出しているのではなく、素地そのものが美しい色をしている。
だから、横から見ても色が途切れない。
こういうところに、日本らしい繊細なものづくりを感じます。
インテリアでタイルを使う場合、もちろん目地もデザインの一部になりますが、室内など、目地をあまり必要としない場所なら、こうしたタイルそのものの美しさを存分に楽しむこともできそうです。
一枚一枚の色を活かしながら並べるだけでも、かなりデザイン性の高い空間になりそう。
そして、何より目を奪われたのが、この色の展開。
淡い色から深い色まで、微妙なニュアンスの違いがあって……
ため息が出そうな美しさです。
さらに面白いことに、同じシリーズには食器として使えるタイルもあるそう。
「タイル」と聞くと、壁や床に貼るものというイメージがありますが、素材の可能性はもっと広いのですね。
インテリアの仕事をしていると、こういう思いがけない発見があります。
そして、こうしたものに出会うたびに、
「日本って、やっぱりすごいな」
と、改めて思います。
美しい色。
丁寧な仕上がり。
そして、素材そのものへのこだわり。
そんな小さな発見を重ねながら、これからも「ホンモノ」に出会っていきたいと思います。
食器として使えるタイルについては、また改めてご紹介しますね。
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