必要があって、過去のスマホのアルバムを探していたら、懐かしい写真が出てきました。
2年前のミラノサローネ。
あらためて写真を眺めていたら、あの時の感動がよみがえってきました。
インテリアを生業としている私にとって、
大いに刺激を受けた、とても実りの多い旅でした。
ミラノサローネといえば、世界中から家具やインテリアに関わる人たちが集まる場所。
もちろん、会場に並ぶ家具や照明、インテリアデザインには、たくさんの刺激をもらいました。
けれど、時間が経った今、写真を見返していて思うのは、
私が一番心に残っているのは、そこに展示されていた「日本」なのかもしれない、ということです。
ミラノは決して近くありません。
そこまでの距離を移動して、
多くの時間を費やして、
そして、それなりの費用をかけて展示をする。
そんな日本企業が、いくつもありました。
中には、日本にいる私でさえ、それまで知らなかった企業も。
ところがミラノでは、そんな企業のブースが多くの来場者で賑わっている。
「こんな会社が日本にあったんだ!」
そう思った瞬間が、何度もありました。
そして、なんだか嬉しかった。
同じ日本人として、
素直に誇らしい気持ちになったのを覚えています。
インテリアの仕事をしていると、つい家具や照明、素材そのものに目が行きます。
でも、そのものをつくっている人がいて、
それを世の中に届けようとしている企業がある。
そして、それを遠く離れたミラノまで持っていき、
世界中の人に見てもらおうとしている。
そんな姿を実際に目にできたことは、
私にとって大きな収穫でした。
デザインを見る旅だと思って出かけたミラノ。
振り返ってみると、
「日本には、こんなに素敵なものづくりをしている人たちがいる」
ということを教えてもらった旅でもあったのだと思います。
2年前の写真を眺めながら、
あの時感じた気持ちを、久しぶりに思い出しました。
そして、こういう「発見」があるから、
やっぱり私はインテリアの世界が好きなんだなぁ、と。
そんなことも、改めて思っています。
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