このひと月半ほど、SNSやブログの発信をお休みしていました。

本業が忙しかったこともあります。

ただ、それだけではありませんでした。

私はどちらかというと、一度始めると没頭するタイプです。

新しいことに取り組むときも、興味を持ったことを深めるときも、夢中になって進めることが多いように思います。

それなのに今回は、どこか心の中に小さな引っ掛かりがありました。

何が違和感だったのか。

すぐには言葉にできませんでした。

発信の方法なのか。

伝えたいことなのか。

あるいは、自分自身の立ち位置なのか。

忙しさの中で考える余裕もなく、そのまま少し距離を置くことにしました。

すると不思議なことに、発信していない間の方が、多くの気づきがありました。

現場で感じたこと。

授業の中で学生たちから教えられたこと。

街を歩いていて目に留まった風景。

ふとした光の入り方。

一本の樹木の姿。

どれも「整える」という仕事につながっていることに改めて気づいたのです。

私は長年、空間に関わる仕事をしてきました。

けれど整えるということは、家具を配置することでも、色を揃えることでもないのかもしれません。

本当に整えるということは、

何かを足すことではなく、

一度立ち止まり、

今あるものを見つめ直すことなのではないか。

そんなことを考えていました。

今回の休止期間は、私にとって決して無駄な時間ではありませんでした。

むしろ必要な時間だったように思います。

そしてこれからは、

誰かのために役立つ情報を発信するだけでなく、

日々の中で見つけた小さな気づきや、

空間について感じたことも、

少しずつ言葉にしていきたいと思います。

たくさんの人に届かなくても構いません。

必要としてくださる方に、

何かひとつでも届くものがあれば嬉しく思います。

またゆっくりと、発信を続けていきます。

 


 

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