毎年恒例のADコアさんの『ミラノサローネ』の報告がありました。

『ミラノサローネ』とは 家具の世界最大の国際見本市。

と言っても 日本からはTOTOやレクサスなど 家具以外も出展している

ので 世界で一番注目されている デザインの発表の場とも言えると

思います。



毎年4月に開催され 今年は入場者数及び出展者数とも 最高と聞いています。

特に日本人の来場者 日本人デザイナーの躍進が目だったようです。

かつて 世界との間に大きな壁があったように思っていたのが

もはや過去の出来事になりました。



全体の印象は 従来の延長線上にあり 白を基調としたベースカラーに

ブラウン色や黒色をあわせるものが多かったようです。

しかし 白の割合が大きく モダンやクールと言うより ナチュラルで

明るい印象。

それに 素材感のあるもの。

革や木やスチールなどを使用。

従来の樹脂のものは瞬く間に数が減少したらしい。

それから 革のソファもピシッと張るのではなく ゆったりとしたものが

多く また ボタン留めの懐かしいデザインのものなど クラシックで

リラックスしたスタイルが主流のようです。

スワロフスキーも健在でした。



一度は行ってみたいものです。

各ショップのショールームもイベントを開催していて6日間では 回りきれない

ほどらしいです。

このように 切磋琢磨した中で デザインがさらに磨かれていくのが

わかるような気がします。