『クリエーションバウマン』で、防炎カーテンのセミナーを

受けてきました。

火災報知器の設置が日本の住宅で義務化される、ということが

発表されてますが、ヨーロッパでは、防炎カーテンがかなり広まっているとか。



防炎カーテン、と言うのは、全く燃えないのではなく、

ある一定の条件の下、30cm四方以上、燃え広がらない、と

いうのが定義です。(日本では)

火の手が回って逃げ場を失うことが避けられるのです。

その上、近年、ドイツの糸メーカーが、『トレビラCS』という糸を

製造し、これが糸そのものに防炎機能があるため、

半永久的で、かつ、さまざまな表情を出すことが出来るようになったため、

デザインにもうるさい、ヨーロッパの人々にも受け入れらているのです。

このような点から、自分の身を守るためにも、法令では

ある一定の高さ以上のマンションや公共施設でしか規制は

されていなくても、是非、採用すべき、ということでした。

しかし、その一方、ビニールクロスが壁に貼られていると、有毒ガスを出し、

逃げ場は出来ても、ガス中毒となり、逃げることが不可能になるのでは

ないか、と心配します。

その点、欧米ではほとんど壁は塗装、それ以外は、たいてい

紙壁紙なので心配は全くいらないのです。

しかし、壁仕上げが上記である理由は、ビニルクロスが産業廃棄物、

しかも、燃せないゴミになってしまうため、地球に優しくないから、と

いうことらしい。

費用が高くなってもビニルクロスにしない、という選択が、

いつか日本人もできるようになる日がくるといいな。



また、バウマンは、サンゲツ、東リ、リリカラ、シンコール、川島織物、

フジエテキスタイル、JABなどと違い、メーカーです。

(それ以外は、製造工場から集めてくる、問屋さんです。)

ですから、売れなくても、これほどの技術を持っている、ということを

披露するためびっくりするような生地もたくさんあって楽しい



クリエーションバウマン

NAGOYAshowroom

名古屋市東区泉1-10-23パムスガーデン2階

052-955-3701

日、祝日定休

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