先日、東京へ行った折に、用事ついでに近くの
東京芸大美術館へも立ち寄りました。
開催されている、丸山応挙や伊藤若冲の
展覧会を見るためでした。
東京芸大の建物や通用門が素敵なことに
まずはびっくり。
ここに入りたい~
と受験生なら
思っていたことでしょう。
作品も数は多くはありませんでしたが
モダンで洒脱なデザインのものが
いくつかあり、心惹かれました。
こんなお洒落な襖紙は現代では見られません。
また、名古屋で開かれた時も、
『虎は、本物を見たわけでない』と聞いたのですが
実際、中国より持ち込まれた毛皮を見て、
描かれたそうで、なるほど、顔が猫みたいなのに
比べ、毛の逆立ちようがリアルな理由が
わかりました。
豹をメス、と当時は思われていた、と聞いて
びっくり、でした。
また、館内のWCの壁のタイルがとても素敵でした。
残念ながら、撮影が憚れたので写真は
ありませんが、青磁のような仕上げに
モダンな点だけのアクセントがあり、
さすが、芸大はこんなところにもこだわりが
あるのね~、と感心しきり。