お客様はとても大切な存在だけど神様ではない。

基本は対等な関係だと私は思います。

 

最近、カスタマーハラスメント(カスハラ)が

問題になっていますね。

 

私は今の職場に勤めるようになって

カスハラとまでは言わないけれど

かなり理不尽なクレームを受けたことを

思い出しました。

 

この顧客は社員の誰が対応しても

対応が難しい要注意な人ではあったのですが…

 

私が電話対応したときのことです。

 

ある資料を送ってほしい、という要望に対する

私の返答、営業担当に確認して回答するという

のが気に入らなかったようです。

 

「普通なら欲しいと言う前に、

そちらから必要ないですか?

と聞くべきでしょう」

 

「私が商品を買ってあげてるから

給料もらえているくせに

偉そうなことを言うな」

 

などなど

挙句の果てに”ア〇”とまで言われてしまいました。

 

(この時点で私にとっては、もうお客様ではありません。

 ただのクレーマーです。)

 

 

他の顧客にも同じように対応していますが

偉そうなどと言われたことはありません。

 

色々不快ではありますが、

先方の気持ちが落ち着くまで

ひたすら話を聞くのみです。

 

本当に顧客意識の強い方なのでしょう。

「お客様は神様です」

という言葉が流行った(?)時代に

お店を維持拡大された方です。

 

この「お客様は神様です」という言葉が

間違った顧客意識を生み出したのでは?

と思ったりもするのです。

 

お客様は大切です。

蔑ろにしたこともありませんが

必要以上に崇める必要はないと思っています。

あくまでも人対人です。

 

この顧客と私の感覚の差は

生まれ育った時代のせいなのか、

個人の価値観のせいなのか・・・

 

さんざん文句を言った後、お客さんが来た、と

あっさり終わりました。

ストレス発散だったのでしょうか?

 

私も話を聞きながら

大抵のことは受け流しましたが

いくつかは聞き捨てならないことを

言われています。


その言葉を投げつけるのは問題ないですか?

と思う言葉たち。


どれだけ嫌な思いをしても

言ってはいけない一線があることを

改めて肝に銘じる機会になりました。

 

また、今までの社会人経験において

こんなクレームを受けたことがなかったというのは

本当にありがたいことだったんだと実感しました。

 

 

後日

上司の代わりに私が叱っておいてあげた

と言っていたそうです。

 

色んな人がいるものです………