働く家庭にやさしくない名古屋市の制度。 | おうちと息子とときどき(?)器

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2019年に新居に引越ししました。
おうちを建ててみて好きなところとか、家事で工夫しているところとか、日々のモチベーションを上げるために記録に残したいなと思ってます。
あ、無類の器好きでもあります。

名古屋市は、公設学童が全校に一つずつあるわけではなく、代わりに全校にトワイライトスクールというのがあるの。

 

トワイライトスクールは、親の就労に関わらず預けられるっぽい。格安で。

 

うちの学区は公設学童がめちゃ遠いので、必然的にトワイライトに預けるという選択になるわけだけれども。

 

そのトワイライトスクール、ちょっと他の施設の方から聞いたところによるとね・・・びっくりして倒れそうになったことが2つ・・・。

 

①新1年生の4月は、学校で給食が始まるまで利用できない

 (他の学年は、お弁当持参で利用できる。新1年生も午後からだったら利用できると言っていた気もするけど、一人で家でご飯食べて、一人でトワイライトに行くとか、そもそもありえん)

 

これは、学区によって違うみたいで、ちゃんと4月1日から預かってもらえるところもあるみたいだけど、うちの学区は給食始まってからやねんて。

4月19日くらいから給食始まるらしいから、実質10営業日くらい?預けれない。

 

ということはさ!!10日仕事休めってことやんね?

今は在宅とかいろんな働き方ができるようになったけど、10日も子供の面倒見ながら在宅とか無理やし。

その制度なんなん?

 

しかもこの事実を、2月に開催される小学校の入学前の説明会で宣告られるらしい。

うーそーやーろーーー???

 

↑これは、トワの運営団体から訂正のご連絡がありました。

 説明会で担当者がそのように説明したけど、4月1日から利用してもらえますって。

 各家庭に連絡しているようでした。誰かがクレーム入れたんかな。

 

 

そして②

②夏休み期間の開始時間は9時。9時から!!

 

え?だいたいの家庭が、親は8時過ぎに家を出ない?

子どもだけを残して出勤して、子供はあとから一人でトワイライトに行くの??

まだ6歳の小学一年生の子供が???

我が家は私在宅で、旦那さんは9時過ぎに家出ればいいので、この問題はクリアできるけど、大半がクリアできないよね?

そんなクリアできない家庭は見捨てられるわけ?

直接トワイライトの方から説明を受けたわけではないから、私の受け取り方が違ったかなと調べてみたら、こんなのがヒットした。

 

 

やっぱりたくさんの人が困ってる。なんとかならないか?という相談に対して

名古屋市の回答が、「9時からと決まっていますから。」だって。

もう、あきれて失笑もの。

 

預かり時間の長いトワイライトルームなるものに順次切り替えていってるという話なんだけど、これも調べてみたらまだ全体の20%にも満たない。

うちの区は、10数%。もちろん我が校はまだトワイライトルームになってない。

 

この2つ。上の質問者さんが書いているように、親が働き方を変えないといけないとしか思えない。

それが嫌だったら、子供に我慢させるか住むところを変えれば?それができないなら民間学童ですねって話だよね。

 

それとも、名古屋市の会社は、会社側が理解してくれて譲歩してくれるの?

あー、仕方ないね。4月は20日くらいまで休みね。夏休みは10時出勤ね。って。

 

そんなにやさしいの?

 

みんなどうしてるんだろう?

夏休みの間だけ公設学童とかに行かせるのかな?

うちの学童は歩きだと30分くらいの距離にあって(遠!)、

でも朝8時からやってるから、その時間だったら送ってから出勤っていうこともできなくはないよね。

 

トワイライトは、月間の費用はめちゃくちゃ安いの。月1000円満たないくらいじゃないかな。

学童は18000円。

 

あとトワイライトのメリットは、学校内にあるから、すぐ行ける。

(というか、全国的に考えて、普通だよね。学童でも学校の横にあるよね)

親が運営に参加する必要はなし。

 

でも、トータルで考えて、やっぱり親の働き方を変えなければトワイライトの利用は難しいと思いました。

 

一応先輩ママさんに聞いてみたら、もう2年生くらいで本人が行くの嫌だと言って行かなくなった(一人で留守番)とか、親が仕事辞めたとか。

下に子供がいて、まだ時短を使えるとか(時短終了するころには上の子に頼れる)。

いずれにしても綱渡り状態。家庭側の努力で成り立っている感じ。

 

子育てや子どものことを考えてる風な名古屋市。

実態は全然実情に沿ってなくて、驚きとともになんだか情けなかったです。

 

そんな思いで家に帰ってきたらポストに投函されてた広報誌。

 

子どもの権利を大切にしましょうだって。

 

うん、権利はとっても大切。

でも子供たちが安全に楽しく過ごせる環境を整えることも考えてほしい。

 

私には何ができるのか。

(我が家はどうするか、もう方針は決めました)