英語を正しく理解するには訳すことが大切 | ウィングローブ英語塾 鹿屋校

ウィングローブ英語塾 鹿屋校

鹿児島県鹿屋市にある英語塾
現在、中学生・高校生と成人に英語を教えています。
品詞と5文型を理解して、英語力をつける指導をしています。

 最近読んだ「日本人なら必ず誤訳する英文」に以下のような興味をひく英文がありました。誰でも知っている単語しか使っていませんが、文法をしっかり理解していないと和訳できません。
「She said that that 'that' that that boy used was wrong.」
訳すと「あの少年が使ったあの「that」(の用法)は間違っていると、彼女は言った。」
 短い文の中にthatがなんと5回も出てきます。これらのthatの品詞は最初から、接続詞、指示代名詞、名詞、関係代名詞、指示代名詞です。thatには他にも関係副詞や副詞があります。
 というわけで品詞をしっかり理解して、文の構造を把握しないと正しく訳せません。
 英語を正しく理解しているかどうか知るには、訳してみる以外に方法はありません。「訳す」という作業は英語を学習するうえでとても大切です。
 「英語を英語で理解しよう」とよく言われますが、日本語を母国語として育ったわれわれは、正しく訳せない英語はきちんと理解できていないと思います。