ギャンブルなどの依存性克服のため誘惑を断ち切る生活を送っていたにも関わらず、また再び手を出してしまうことをスリップするというそうですが、
スリップしてしまいました。
自分の前回までの日記の時点で結構崖っぷちな状況だったのですが、普通に考えて此の期に及んでギャンブルに手を出してしまうということは、すなわち生活の破綻を意味します。
はい。生活が破綻しました。
今日までの間、精神的にかなりきつい日々を送ってきました。現実的なことを考えると債務整理しか行き着く先はありません。債務整理とは社会的な救済処置のひとつですが、まあ言ってみれば落伍者の烙印を押されるということです。自己破産なんかはとくに。
はい。自己破産の手続きを開始するため、大雨の最中びしょ濡れになりながら弁護士事務所の門を叩きました。
そして今に至るのですが、自分の場合、いざその状況になってみないと事の大事さがわからない、大切な人の気持ちや痛みがわからない超大馬鹿者だということが、はっきりとわかりました。
薄々気付いてはいましたが。
とにかく、色々と堪えました。
最後あたりは死が近くにありました。手を伸ばせば触れる距離にありました。
また気持ちが落ち着いたら、順を追って依存性の怖さを記していきたいと思います。