小学生のころ
(こんな風にくやしさを感じることもできないままだった・・・)
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女優さんになりたかったわたし
家族のススメもあり、劇団のオーディションを受けました
新聞のテレビ欄の下でよく募集しているようなやつで
実際は「研究生の募集」というやつなのですが
幼かったわたしは『劇団に入れば、女優さんになれるんだ
』と単純に思っていました（笑）
』と単純に思っていました（笑）書類審査があって、
本審査を大阪で受けて
無事合格
(たぶん親は受かるとは思ってなくてw
記念受験くらいの気持ちだったんじゃないかな～
)
)オーディションの審査員に三原じゅん子さんがいて
保護者としてついてきたお父さんが喜んでいたのを覚えています
笑
笑
小さい頃から『可愛い、可愛い』と
容姿を褒められることが多く
国語の時間、朗読するのが上手と先生に褒められ
『読むのが上手いから』という理由で全校朝会で作文か何かを読む機会をもらったり
『将来は女優さんとかいいかもね』という周りの言葉を素直に信じていたわたしは
オーディションに受かったことで
『わたし、本当に才能あるのかも～
』と浮かれていました（笑）
』と浮かれていました（笑）劇団には、毎週通っていて
レッスンはどれも楽しかったです
基本の発声とか、演技のレッスンだけじゃなくて
日舞とかパントマイムみたいなものもあったり・・
田舎の小学校の中では、劇団に通ってる子なんていなかったので
なんとなく自慢でもありました
が
実際、劇団に入ってみれば・・・
ホントーに可愛い子たちが履いて捨てるほどいるのです
しかも、仲間由紀恵さんとか武井咲さんとか小松菜奈さんとか
ちょっとそこらにいないはずの美人がゴロゴロいるのです
(美女代表がわたしの好みに偏ってるが・・
あの頃にいた子が成長したらこうなっただろうなと思い浮かんだ人たち)
まず容姿に関して
あー、わたしってたいしたことないんだ
と思い知らされる・・・
そして、そういう美少女ほど
演技もできたり、歌や踊りが上手かったり
才能もあるわけです
才能の面に関しても
あー、わたしってたいしたことないんだ
と思い知る・・・
さらに、そういう美少女ほど
人見知りのわたしに声をかけてくれたり
性格も良かったりするわけです
性格の面に関しても
あー、わたしってたいしたことないー
となりました・・・笑
そして、ある時親から
『お金がないから、劇団を辞めてほしい』
といわれるのです
もう、その時は
『どうせわたしは美しさも才能もないですし・・・
』
』と拗ねている、わたしがいたので
すんなりと辞めることを受け入れました。
でも、、、
本当は辞めたくなかったんです
本当はもっと続けていたかった
レッスンだけじゃなくて、舞台の上に立ってみたかった
輝く自分を感じてみたかった
多くの人が憧れる世界がどんなものなのかみてみたかった
レッスンはとても楽しくて
時に恥ずかしさや、厳しさもあるけれど
それを超えて自分がどんな世界に行けるのか
知りたかった・・・
夢のように思っていたことが
劇団に入ることで近づいたのに
また遠ざかってしまった・・・
ついでに、このことで
『劇団を続けるための、金もなければコネ(人脈)もわたしにはないんだ』と思いました
わたしには
誇れるものが
なにもない
小学生の頃に自分でも気づかないまま
そんな想いを抱えていたことに
今さら気づきました
２０１５年頃から
Facebookやブログを使うようになって
いろんな場所に行ったり、人と会ったり、
自分の作品を販売するようになって
最近、会う人たちには
『アイドルみたいだね
』と
』とよく言われるようになりました
それで
ああ、カタチは違うけれど
やり方は違うけれど
わたしが子どもの頃憧れた【あの世界】を
今、体験できている
そう感じるようになりました
ずーっと、ずーっと心残りで
叶えてあげたかった、わたしの夢
子どもころは、ただ諦めるしかできなかったけれど
思いもよらないカタチで、今叶えてあげることができた
小さくて、弱くて、何もできなかった過去のわたしが
今のわたしの誇りです
子どもの時のわたしにも
今のわたしにも
ありがとう
アプリか何かで雑誌の表紙になれるのがあったのでやってみたやつー
photoセラジュンコさん
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