「虹の戦士たち」 彼らは電動車椅子のサッカーチームだ。
筋ジストロフィーという難病をものともせず、ほんの少しだけ動く指先で
コントローラーを操り、電動車椅子でサッカーをするのだ。
限られた生を、今を生きるのだ。
以前、ブラインド・サッカーを見たときも衝撃だった。
盲目の彼らのサッカーは、私たちのするそれと何ら変わりはなかったからだ。
唯一の違いは、ボールの中に仕込んだ“鈴の音”だけだ。
車椅子でするドリブルも、盲目の彼らがするドリブルも、なんと美しいことか。
五体満足の私たちの、なんとヤワなことか。
本ちゃんの「魂」にこそ、サッカーの神は宿るのだ。
ちなみに、レインボー・ソルジャーのユニフォは、イングランドのレプリカだった。
オレたちオンボロロチームと一緒だ。
・・・みんな、シャキっとしようぜ!