レインボー・ソルジャー | MY LIFE AS A FOOTBALL 2

MY LIFE AS A FOOTBALL 2

ないかな ないよな きっとね いないよな
会ったら言えるかな まぶた閉じて浮かべているよ



「虹の戦士たち」 彼らは電動車椅子のサッカーチームだ。

筋ジストロフィーという難病をものともせず、ほんの少しだけ動く指先で
コントローラーを操り、電動車椅子でサッカーをするのだ。
限られた生を、今を生きるのだ。

以前、ブラインド・サッカーを見たときも衝撃だった。
盲目の彼らのサッカーは、私たちのするそれと何ら変わりはなかったからだ。
唯一の違いは、ボールの中に仕込んだ“鈴の音”だけだ。

車椅子でするドリブルも、盲目の彼らがするドリブルも、なんと美しいことか。
五体満足の私たちの、なんとヤワなことか。

本ちゃんの「魂」にこそ、サッカーの神は宿るのだ。

ちなみに、レインボー・ソルジャーのユニフォは、イングランドのレプリカだった。
オレたちオンボロロチームと一緒だ。
・・・みんな、シャキっとしようぜ!