ヒガシヤマトの少女 | MY LIFE AS A FOOTBALL 2

MY LIFE AS A FOOTBALL 2

ないかな ないよな きっとね いないよな
会ったら言えるかな まぶた閉じて浮かべているよ

ちょっと前、鈴花ちゃんが保育園に行けることになった。

当たり前のことがニュースになり、裁判になる国だ。

オレはガキの頃、教わったぞ・・・

いろんな人が集まってできるのが“社会”だと。

“社会”にもなっていない国では、

クソったれのオトナは責任を取ることを何より恐れる。

だから6歳の少女は言うのだ

「自分でできる」と。

「自分で責任をとる」と。

にこにこ笑いながら、ちょっとかすれた声で。

まだ幼いけれど、とてもカッコいいジャンヌ・ダルクは言っている

「フォローミー」と。