速い! アイツはどこから来たんだ!
この日唯一のゴール(ガーナ・ドラマニ)は、速すぎて見えなかったほどだ。
ガーナ代表は、全員がヨーロッパ(トルコ、ロシアを含む)でプレーしていることもあり、組織がしっかりしていて破綻がない。
個人技に走ることもなく、向いている方向が同じだ。
コンディション的には60%くらいだろうけど、強さの片鱗は魅せた。
アフリカはもっともっと強くなるだろう。
少なくても、サッカーの世界では“サード・ワールド”ではなくなった。
だいたいエシエンもアッピアも、ふつーにカッコいい。ピンポンは跳ねるし。
完勝したのは、国歌斉唱の“健・ヌッツォ”のテノールくらいだ。
適度な緊張感を漂わせ、代表の今まででいちばんの好ゲームは敗戦で終わった。