今日は、
『今後の主治医になってもらいたいな～』
と考えているクリニックに、
初めての診察に行ってきました～
1歳11ヶ月で、
初めて受診した総合病院の担当の先生とは、
お恥ずかしい話ながら、ソリがあわず…
小児科医をしている義姉に、
遠方の個人病院を紹介してもらって
確定診断をつけてもらったのが2歳11ヶ月。
ただ、定期的に通院するには
流石にそこは遠すぎるという事で、
比較的近いクリニックを紹介して頂き
本日やっと受診してきました
今日は、主人も仕事を休んでくれて
家族4人で乗り込んだのですが…、
場所見知りの激しい息子は、
クリニックに着くなり、
玄関から動けなくなり、
帰る帰ると手を引っ張りまくる始末
『これは慣れるまで入りそうにないな…』
と感じた私は、
娘を抱っこ紐で抱っこしてくれている主人に
玄関に座り込んでいる息子のお守りを託し、
1人で中に入り、
受付&問診票の記載を始めました(笑)
（本当に鬼嫁ですよねぇ～
大丈夫です…自覚しています…
）
）玄関の側には、トイレがあり、
どうやらそこは職員さんも使用されるようで
10分ぐらいたった頃に
トイレから出てきた誰かが主人に話しかけている声が少し聞こえました。
（少し距離があったので内容までその時はわかりませんでした）
）何か言われたのだろうか？
と思いましたが、
問診票の記載に必死だった私は、
プチ癇癪起こしている息子におそらく誰かが話しかけてくれただけだと思い、
特に気にかけていませんでした
（ココがまずダメですよね…）
）そして、問診票も書き終わり、
受付手続き等も終わった頃、
スタスタと息子がなんとか中に入ってきてくれた時も、
『お！慣れたんだ～！？よかった～』と思ったぐらいでした。
』と思ったぐらいでした。暫くして、名前を呼ばれて診察室へ。
そしたら、開口1番、先生と主人が、
先生『あれから自分で入ってこれた？』
主人『あ、はい！自分でスタスタ勝手に入りました～』
と謎の会話
後で詳しく聞いた所、
どうやらお声をかけて下さっていたのは先生本人だったのです。
主人はプチ癇癪を起こして床に座り込んでいる息子を、なんとかなだめようと、トントン背中を叩いていたそうなんですが、
それを見た先生が、
『不貞腐れている時は、刺激与えない方がいいよ。触れずに、構わず、安全だけ確保して放っておきなさい。きっとそのうち自分で入るよ。』
と言ってくれたそうです
そして、正に、その通り！！
診察室で、ABAをやっているお話もした所、
『ABAをやっているならわかるだろうけど、不貞腐れている時は刺激は与えず無反応にしている方がいい。正しい行動が出来た時こそ、褒めるといいよね
』
』と言って頂きました！
プチ癇癪を起こしている息子に、
優しく『どうしたの～？もうお兄ちゃんやろ？頑張ろう』とか声をかけてくれる小児科は沢山ありました。
一般的には正しい対応だと思うのですが、
息子はこれで癇癪バーストしてしまう事もありました。
こんな対応していただいたのは初めてで、とても驚きました
なんかプロって感じでした！
しかも、とってもお優しい先生で、
家族みんなでファンになりました～
ここに通おうと一発で決めちゃいました(笑)
あ！
前置きが長すぎて、本題に入れてませんね。
いろいろ、息子の相談もさせて頂き、
本当に有難かったのですが、
今日、何より嬉しかったのが、
『兄妹いるんだね！良いね！』の一言です
先生曰く、
『兄妹（兄弟）がいるのは良いことだ！
面倒を見ている親の苦労は増えるけど、
良くも悪くも刺激なっていいよ。
下が出来て伸びる子も多い！
自分のペースだけでは物事が回らない
ということを学べるし、やり取りや喧嘩も
出来る。
しかもそれを両者を保護したい親が正当に
諭せるから良い。』
との事でした。
セラピーしていても、娘が泣いて中断したり
癇癪を無視したいのに、娘も泣くので、
無視しきれなくなったり
そして何より両方の育児に、
親の私が、
精神的にいっぱいいっぱいになったり
と、なかなかしんどい兄妹育児
このタイミングで産んだこと自体、
息子の成長スピード落とす事になっているではとも思ってましたが、
『この伸びる時期の3～5歳に
兄妹がいるのって
本当に良いと思うよ』
』と言って頂けて、
それだけでとても嬉しい気持ちになりました。
残念ながら、
明確な治療があるわけではない自閉症。
だからこそ、
こうして向かう方向を示して下さったり、
気持ちに寄り添ってくださる先生は
本当に有難い存在です
息子の障がい認知から10ヶ月。
ようやく、信頼できる先生に出会えた気がします。
あ、ちなみに、
お優しいばかりの神様Dr.という訳でもありません。
結構辛口な事もおっしゃいます(苦笑)
実は、そこもツボで、なかなか気に入ってしまいました