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どんぐりはたからもの。
秋になると、袋いっぱいにあつめたどんぐり。
かたくてつやつやで、宝石みたい。
きれいなものだけ、じまんげに机に飾っていた。
でも、いつのまにか捨てられて、お母さんにおこられた。
虫がいっぱい住んでたんだって。
「どんぐり、ずっと置いときたかったのに。」
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これ、皆さんもきっと心当たりがありますよね!?
私はそれでも諦めきれずに、毎年拾ってきては捨てられ…の攻防を繰りかえしていました。笑
めちゃくちゃ悔しくて、
きっと、心の片隅で「いつかどうにかしてやるー!」って思ってたんですね。
大学3年生のとき、ふとアイデアが浮かんでこの作品が出来ました。
もう5年前です!
この頃はガラスに出会ってなかったので他の素材で作ってたんですが、あまり納得出来なくて。
何年も試行錯誤を繰り返して、今のかたちになりました。
見た目も構造もシンプルにうつくしくできてるので、私の中ではひとまず完成です。
さらに、どんぐりは「大器晩成・成功・希望」のモチーフ。
イギリスには Great oaks from little acorns grow. (カシの大樹も、小さなどんぐりから)
ということわざがあるそうです。
私の「子供の頃のゆめ」と、どんぐりの持つ「可能性」
このふたつの意味を込めて「ひとつぶのゆめ」という名前をつけました。
以上、長くなってしまいましたが「ひとつぶのゆめ」誕生秘話でしたー( ´ ▽ ` )
最近まで子供の頃の思い出なんて忘れてたんですが、自分のコンセプトを見つめなおしているうちに思い出しました。無意識にやってたことでも、ちゃんと子供の頃から繋がっているものなんですよね。うんうん。
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自然の声とあなたをつなぐガラスアクセサリー 12月のきりん でした。