何だか最近・・・メッキリ涙もろい。。。
人生3回目の一人暮らしが始まって、もうすぐ1年。
仕事の都合上でいろんな土地で一人暮らしをしてきたけど・・・
地元に凱旋。
共同経営だけど会社をお越して、自分の人生の為、一緒に夢を見てくれている従業員の為、その家族の為・・・
死に物狂いで仕事に取り組み、あっというまに3年が経過。。。
・・・独立するまでの準備期間も5年を費やすこと、合計8年。。。
地元のツレとは、まったくと言っていいほど会っていなかった。。。
・・・そんな生活。
今年の1月に主治医から・・・
「今からでも遅くない、入院してもう1度がんばろう。」
と、入院をススメられた。
俺は16歳の頃に、遺伝により「糖尿病」になり・・・
かれこれ14年間、病院には通っているものの病気とはちゃんと向き合わず
自分のやれること・・・というのか、ヤリたいことをやってきた。
最初は若さでごまかしてきたものの、この時には自分の5年後の姿が想像できなくなっていた。
体はクソ正直で、内臓器官等は悲鳴をあげていた。
・・・自分の体のことは、ヤッパリ自分が1番わかるってこと。。。
入院をススメられる前に、自分での限界がわかり・・・暗い未来のことしか考えられないような。
・・・そんな思考。。。
でも、そんな俺でも先生は入院をススメてくれた・・・
「もう1度、頑張ろう」って。。。
おかげで決心ができました。
・・・それまでの俺の考え方はこう。
糖尿があるので生命保険には入れず、糖尿が原因で引き起こす合併症でいつまで体が普通でいられるかもわからない・・・すなわち健康に働けるのが、いつまで続くかわからない。。。
・・・だったら、人1倍働いて成功してやる。。。
そうすれば、結婚だってできるかもしれないし・・・万が一死んだって残せるのもは残せるはず。
そう思い込み、がむしゃらに突っ走ってきた。。。
婚約者もきっと喜んでくれるだろうと思って。
・・・ただ、自分が生き急ぐことしか考えていなかった。。。
まさに、自分勝手。
こんな考えできたけど、自分の体が弱ってきていることをウスウス感じてきている俺は
先生の後押しもあり、入院して考えを改めようと決心した。
入院前に初めにとった行動は・・・婚約者との別れ。
今までの自分勝手な考えをあやまり、ただ時間だけが過ぎていった現実に償いたかった。。。
彼女の必死に問いかける声に向き合えていなかったことを・・・
そして、少しでも長く健康でいられるように努力したいという心構えを。
・・・彼女は理解してくれた。
そして・・・涙ながらにこう言った。
「生き急ごうとするあなたはキライだった。1年でも1日でも長く生きようと必死に努力してくれることが・・・私は1番幸せだった・・・気付いてくれて、ありがとう」
・・・結局、最後まで俺のワガママで振り回した。
その後、入院。。。
全身の検査を行い、その結果がでた。
糖尿病による合併症の症状が、すすんでいた。。。
糖尿病性網膜症・・・LEVEL4段階でもっともLV4が悪いとすると、LV3まで進行。
動脈硬化・・・実年齢30歳、血管年齢80歳。
糖尿病性腎症・・・あと5年もすれば、人工透析がはじまるであろう。
想像通りの結果だった。
今までの行いに後悔は無い・・・自分を信じてやってきたことを自分で否定するほど、
できた人間では無い。。。
ただこれらと向き合い、新しい人生が始まることの方が夢があると思えた。。。
気付くのは遅かったけど、今からモガイテやる方が・・・俺らしい。。。
そんな心持ちの中、治療は続き1ヶ月ほどで無事退院。
今から長い人生が始まる。
・・・そんな退院後、翌日。
朝起きたら、左半身がいうことを利かずに病院へ・・・もちろん即入院。
脳梗塞になりやがった。
こいつはさすがに・・・笑ってやった。
検査結果の動脈硬化・・・こいつがすすんだおかげで、30歳にして脳梗塞。。。
・・・大爆笑。
笑えない??
何が笑えるかって??
俺は、自分でも相当シブトイ人間だなって思ったよ。
きっと、あのまま突っ走ってたら死んでた。。。
クソ後悔してた。
彼女のことをもっともっと泣かしてた・・・。
それがほんのタッチの差で左半身がマヒしただけで済んだんだよ。。。
遅くなかったと・・・心から思えた。
体が不自由になって、実家に帰ることも話にはでたけど・・・今も一人暮らしを続けてる。
俺が生きる場所。
俺が闘える場所。。。
・・・そんな俺の城。
今はリハビリのかいもあって、足のマヒはほとんどなくなってきてる。
握力はほとんど回復してないけど、日々の生活やPCでのBlogの更新などでリハビリリハビリ。
実に楽しい毎日。
不自由になり仕事はリタイアすることになったけど、自分の未来はダイブ明るい。
・・・そんな生活。
タイトルの意味が、内容と関係ない・・・?
そんなことネェよ。。。
だって、趣味趣向のバラバラなこのクソすばらしい仲間が
・・・俺にガンバレって言ってくれているから。