第179臨時国会が20日、召集された。会期は12月9日までの51日間。政府・与党は東日本大震災の復興策を盛り込んだ2011年度第3次補正予算案の早期成立に全力を挙げる。天皇陛下をお迎えしての開会式は21日午後に開かれる。
20日は衆参両院の本会議で会期を決定し、憲法審査会委員を選任。週明けから、各委員会で閣僚の所信聴取と質疑を実施する。政府は28日に3次補正を提出。同日、野田佳彦首相の所信表明演説と安住淳財務相の財政演説が行われ、31日から3日間の各党代表質問を経て予算委員会審議に入る。3次補正について、政府・与党は11月中旬の成立を目指している。
民主党の輿石東幹事長は20日午前の参院議員総会であいさつし、「3次補正を一日も早く成立させる」と強調。一方、自民党の中曽根弘文参院議員会長は党の会合で「わが党らしい中身の濃い審議をしていきたい」と述べた。
野党は復興に関しては政府・与党に協力する姿勢を示している。しかし、復興債の償還期間など3次補正の財源に関して異論が出ており、補正成立が遅れる可能性もある。