政府は14日、野田佳彦首相と閣僚17人の資産を公開した。生計を共にする家族分を含めた総資産の平均は5067万円で、民主党政権では昨年6月の菅内閣発足時(3286万円)に次いで2番目に低かった。首相は平均を大きく下回る1774万円で、中曽根内閣が1984年に公開制度を始めて以降、歴代首相で最も少ない。
資産額トップは山岡賢次国家公安委員長の2億5436万円。他の閣僚はいずれも1億円に満たず、2位は一川保夫防衛相の7034万円、3位は自見庄三郎金融・郵政改革担当相の6922万円だった。最少は細野豪志環境・原発事故担当相の743万円。
首相は閣内14位で、地元の千葉県船橋市にある土地と自宅が計1514万円、定期預金が夫婦合算で260万円。株式やゴルフ会員権は保有していない。歴代首相の中ではこれまで、菅直人前首相就任時の2241万円が最少だったが、これを下回った。