小宮山厚生労働相は14日の記者会見で、東京電力福島第一原発の緊急作業における被曝(ひばく)線量について、特例の省令で250ミリ・シーベルトに引き上げている限度を、一部の作業員を除いて11月上旬にも本来の100ミリ・シーベルトに戻す方針を明らかにした。
事故当初と異なり、作業員の被曝線量が低減しているため。省令を改正して対応する。
事故発生から11月の省令改正までの間に、現場で働いた作業員については被曝限度を250ミリ・シーベルトに据え置く。同省によると、既に100ミリ・シーベルト超を被曝したものの、同原発に精通し、実働している作業員が約100人いるという。これらの作業員は今後も現場に欠かせないことなどから据え置きを決めた。