新型コロナウイルスで苦しんでおられる方々にお見舞いを、また亡くなられた方々にお悔やみ申し上げます。

まだ今日現在、会社からも自宅待機の指示がなく、大分減ったとはいえほぼ満員の通勤電車に乗っている自分に違和感を感じつつ書いています。

2019年3月
骨シンチ等の検査を受けた結果、転移はありませんでした。

今後の治療方針について先生と相談したのですが、選択肢としては全摘出か放射線治療、根治を目指すのであれば年齢を考慮して全摘出が◎で放射線治療が○ ということでした。

手術を選択することにしました。
この選択に後悔はありませんし良かったと思っていますが、今でしたらまた違った決断になったかもしれません。

当時手術を選んだ理由は、

•癌を身体の中から取り除くので根治性が高いだろうという個人的イメージ
•できれば短期間で決着をつけたい
•ロボット手術で身体への負担が少なく入院期間も短い
•手術で取りきれなくても次に放射線治療をするチャンスがある。

でした。

ただ後遺症として挙げられた尿漏れとEDで、特に尿漏れは気にかかります。
色々サイトを見てもかなり苦労されているケースも多く不安でした。

手術をする場所も悩みました。

病院を変えればまた色々手続きや検査が必要で時間がかかるし、術後の通院のことを考えれば大阪が良い。
逆に家族のことや、術後直ぐの不安定な自宅療養時に何かあった時のことを考えれば家に近い方が良い。

開腹手術ではなく身体へのダメージが少なく予後も良いロボット手術だったこともあって結局大阪で手術を受けることにしました。

いっそ構造改革による希望退職に手を上げて離職して自宅に帰ろうかとも考えたのですが上司や仲間と相談して会社に残る(残って良い?)ことになったことも決め手の一つです

もっと厳しく苦しい状況に置かれている方の事を考えればそれ程ではないと今でこそ思いますが、色々悩みは尽きませんでした。

手術は2ヵ月後の5月下旬。時間が空いて進行しないか心配でしたが大丈夫と言うことなので決めました。

高額医療費の申請や保険の申請資料請求など準備を進めます。