こんにちは。
夏休みの約3分の1が終わり、子どもの夏休み宿題もそろそろ前半から後半に入る科目があったり、入らない科目があったりになってきています![]()
国語の宿題に取り組んでいる我が子![]()
机の脇にあった教材を何気なく取りながら、「こんなこと、勉強しているのね
」と、パラパラと眺めておりました。
そこで目に留まったのが、次の問題。
「次の意見・根拠の支えとなる具体例を二つ書きなさい。
『人はその昔、棒で石を打つような遊びをしていて、これがスポーツになっていったのだと思う。なぜなら、ボールを道具で打つスポーツがたくさんあるからだ。』」
この文章、「なぜなら」があるので、これ以降は「根拠」になっているな、ふむふむ![]()
そうなると、その前の部分が「意見」か、ふむふむ![]()
で意見・根拠の具体例を二つ答えるのね・・・・・・
どこに具体例があるの![]()
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どこにもないじゃん![]()
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悩むこと2分・・・・あれ、もしかして・・・・・これ、野球とか、テニスとか、ボールを何か道具で打つようなスポーツを何かあげろってことじゃない![]()
模範解答、どうなってる![]()
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模範解答:野球、テニス
わかるかい、こんな設問で![]()
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どこじゃ、この出版社は・・・・![]()
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ない、どこにも記載がない![]()
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出版社の記載がない![]()
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ということは、学校オリジナル![]()
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わざわざ印刷会社に頼んで、問題集風の製本までしたの、こんな問題のために![]()
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どうもこの国語の宿題、冊子のタイトルからすると、論理的な読み書きを目的にしたもののようです。
が、問題文が論理的でないのが致命的な欠陥に感じます![]()
この問題の問題点は、
答えを文章外から出すべきなのか、文章内から出すべきなのか
という点が明確になっていないことにあります。例などがあって、それが明示されていればいいのですが、何ら例示や説明もないので、
読み手の解釈に委ねてよい
=解釈を限定できない
=解釈が自由であるはずなのに、模範解答が一つの解釈でしか成立しないのは、論理的な飛躍がある
と言わざるを得ません。
この問題を適切に表現するならば、
「この意見と根拠が妥当であることを示すために、具体的なスポーツの例を二つ挙げなさい。」
といった表現にしなければなりません。
説明が論理的であるということは、説明の一つ一つの根拠や繋がりが明確であるだけでなく、説明が論理的であるためには、解釈が限定されているか、複数の解釈が可能でもそのすべてが整合的である必要があります。
しかしこの設問は、解釈が限定的ではなく、この結果、解釈できる自由度の中では成立しないこともあるので、論理的な説明になっていません。教師側の設問が論理的でないのに、論理的な思考を養うことができるのか、非常に不安になります![]()
この辺、まだやってなかったので、子どもの聞いてみると、
「そこはまだ、夏休みの宿題じゃない。多分、冬休みの宿題かな![]()
」
と![]()
学校の先生なら、しかも自身の専門教科ぐらいもう少し勉強してほしいものですが、二学期にこの辺、何かしらフォローが入るんでしょうか![]()
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そもそもこの教材を使っているだけでも、これが県内トップクラスの私立中学校の教師のレベルと思うと、悲しくなります![]()